ABOUT US

私たちについて

受け継いだ技術を、
これからの暮らしへ。

KOSHIJI KOGEI

越路工芸は、三条の金属加工を原点に、 木工の技術と出会いながら、 暮らしの道具を作り続けてきました。 越路工芸は、三条の 金属加工を原点に、 木工の技術と 出会いながら、 暮らしの道具を 作り続けてきました。

丈夫に作ること。使う人の手になじむこと。傷んだときには、もう一度使える形に整えること。

作るところから、使い続ける時間まで。私たちは、道具のこれからを考えます。

緑に囲まれた越路工芸の工房外観
Founded in Sanjo, Niigata in 1946

OUR BEGINNING

金属の町で始まった、 小さな製作所。

越路工芸株式会社は、1946年に新潟県三条市で創業しました。

始まりは、農具や台所用品に使われる金属部品を作る、小さな町工場でした。鍋の取っ手や金具、包丁の部品など、暮らしを支える道具の一部を、一つひとつ確かめながら作ってきました。

目立つ仕事ではなくても、正しく作られた部品がなければ、道具は長く使えません。

材料と向き合い、寸法を確かめ、使う人には見えない部分まで丁寧に仕上げる。創業から受け継いできたその姿勢は、現在の越路工芸のものづくりにも息づいています。

OUR PHILOSOPHY

使い継ぐために、つくる。

新しい道具を作るだけでなく、
今ある道具を、できるだけ長く使える形にする。

金属についた細かな傷や、使うほど深まっていく木の色艶。長く使われた道具には、その人の暮らしの時間が少しずつ刻まれていきます。

私たちは、そうした変化を単なる古さとは考えていません。残せる部分は残し、傷んだところだけを整える。部品を交換し、磨き直し、再び使える状態へ戻す。

作って終わるのではなく、使い手とともに育ち、次の時間へ受け継がれる道具を作ります。

木と金属の道具を囲んで作り手と使い手が向き合う様子

METAL AND WOOD

金属の強さに、 木の温もりを重ねる。

越路工芸は、最初から木の道具を作っていた会社ではありません。金属部品の製造を続ける中で、鍋の取っ手や包丁の柄など、人の手に触れる部分を作る木工所との協業が始まりました。

熱に強く、丈夫で、形を保ち続ける金属。手になじみ、使うほど表情を深めていく木。異なる性質を持つ二つの素材を組み合わせることで、耐久性だけでも、見た目の美しさだけでもない、暮らしの中で使いやすい道具が生まれます。

金属と木の接合部分は、わずかなずれが使い心地や耐久性を左右します。だからこそ、素材ごとの特徴を見極め、削り、磨き、調整しながら、一つの道具として丁寧に組み上げています。

OUR HISTORY

1946年から、技術をつないで。

金属部品の製造から、木工との協業、修理の仕組み、そして自社ブランド「暮継」へ。越路工芸の歩みは、地域の技術と暮らしをつなぐ歩みでもあります。

1946
創業当時の金森製作所を思わせる古い工房

金森製作所を創業

初代・金森繁一が、新潟県三条市で金森製作所を創業。農具や台所用品に使われる金属部品の製造を始めました。

1958

家庭用品の部品製造へ

鍋の取っ手や包丁の柄など、家庭で使われる道具の部品製造を本格的に始めました。

1982
木工所との協業を始めた時代の作業風景

木工所との協業を開始

二代目・金森誠の就任を機に、地域の木工所との協業を開始。金属と木を組み合わせた台所用品を作り始めました。

1991

越路工芸株式会社へ

法人化に伴い、社名を越路工芸株式会社へ変更。部品製造で培った技術を生かし、完成品の製造へ少しずつ領域を広げました。

2012

メンテナンス部門を設置

修理や部品交換を専門に行う部門を設置。製品を販売した後も、使い続けるための相談を受けられる体制を整えました。

2021
現在の越路工芸の工房と暮継の道具

「暮継 KURATSUGI」誕生

金属加工、木工、修理の技術を一つにつなぎ、自社ブランド「暮継 KURATSUGI」を立ち上げました。

2025

暮継 湯継ケトルを発表

金属の本体と山桜の持ち手を組み合わせた、ブランドを象徴する「暮継 湯継ケトル」を発表しました。

2026

創業80周年

創業から80年。これまで受け継いできた技術を、次の道具と次の担い手へつなぐ取り組みを進めています。

PRODUCTION NETWORK

得意な技術を持ち寄り、 地域で一つの道具を作る。

越路工芸のものづくりは、私たちだけでは完成しません。燕三条地域や新潟県内の工場、製材所、職人と、企画の段階から意見を交わしながら作り上げます。

商品企画について職人と担当者が話し合う様子
01 / PLAN

企画・設計

使う人の声と作り手の知恵を持ち寄り、商品の方向性、構造、修理方法まで考えます。

協力工場で金属板をプレス加工する様子
02 / CRAFT

地域の専門加工

プレス、切削、溶接、製材、乾燥など、専門設備が必要な工程を地域の協力企業が担います。

完成した道具を職人が最終検品する様子
03 / FINISH

組み立て・検品・修理

木部の仕上げ、接合調整、組み立て、最終検品、販売後の修理まで自社で責任を持ちます。

外へ任せるのではなく、互いの得意な技術をつなぐこと。地域で作り、地域に仕事を残しながら、長く使える品質を守り続けます。

MADE TO LAST

道具の、その先の時間まで。

丈夫な道具であっても、長く使えば傷や緩み、木部の乾燥などが生まれます。

すべてを新しい状態へ戻すのではなく、使ってきた時間をできるだけ残しながら、これからも安全に使える状態へ整える。修理を通して分かった傷み方や使われ方は、次の商品づくりにも生かされます。

  • 持ち手交換
  • 木部の再仕上げ
  • 金属部分の再研磨
  • 接合部の調整
暮継 仕立て直しについて →
越路工芸の工房で働く社員たち
若手社員へ木工の技術を伝える職人

OUR FUTURE

技術も、仕事も、
次の世代へ。

受け継いできた技術を守ることは、昔と同じものを作り続けることだけではありません。

今の暮らしに合う形を考え、新しい素材や使い方を学び、次に作る人へ伝わる言葉と記録を残していくこと。

長年経験を積んだ職人と若い社員が、作業の方法だけでなく、その工程が必要な理由まで共有する。地域の企業との関係をつなぎ、修理を通して使う人の声を受け取り、次の道具へ生かしていきます。

MESSAGE

受け継ぐことは、
次を考え続けること。

越路工芸は、金属部品を作る小さな製作所から始まりました。

創業から今日まで、多くの地域企業や職人の方々に支えられ、金属加工だけでなく、木工、仕上げ、修理へとものづくりの幅を広げてきました。

私たちが受け継いできたものは、加工の技術だけではありません。材料を無駄にしないこと。見えない部分まで丁寧に仕上げること。困ったときに、周囲と力を合わせること。作ったものに、最後まで責任を持つこと。

使う人の声に耳を傾け、地域の技術をつなぎ、修理しながら長く使える道具を届ける。受け継いだ技術を、これからの暮らしに必要とされる形へ。

越路工芸は、作ることと直すことの両方を通して、道具と人の時間をつないでまいります。

越路工芸株式会社 代表取締役 金森 樹

COMPANY PROFILE

会社概要

会社名
越路工芸株式会社
英字表記
KOSHIJI KOGEI CO., LTD.
所在地
新潟県三条市
創業
1946年(昭和21年)
代表者
代表取締役 金森 樹
従業員数
26名(2026年4月現在)
自社ブランド
暮継 KURATSUGI
事業内容
金属と木を組み合わせた生活道具・キッチン用品の企画、設計、製造、販売、修理・メンテナンス
主な連携地域
燕三条地域、加茂市など新潟県内
主な製品
ケトル、鍋、包丁、キッチンツール

OUR CRAFTSMANSHIP

一つの道具ができるまで。

私たちのものづくり →