朝の台所で、ケトルに水を注ぐ。
火にかけて、湯が沸くのを待つ。

慌ただしく始まりがちな一日の中で、その数分だけは手を止めて、静かな時間を過ごします。

湯継ケトルは、特別な日に飾っておくための道具ではありません。毎日の暮らしのそばで、湯を沸かすという何気ない時間に寄り添うための道具です。

01

湯を沸かす、
静かな時間

水を入れたケトルを火にかけると、少しずつ本体が温まり、やがて小さな音が聞こえ始めます。

すぐに答えが出る便利さとは少し違う、湯が沸くまでの短い待ち時間。その間に茶葉を用意したり、窓の外を眺めたり、今日の予定を思い浮かべたりします。

道具を使う時間には、料理や家事を進めるためだけではない、暮らしの間が生まれます。

朝の台所で湯継ケトルを火にかける様子
湯継ケトルの山桜の持ち手に触れる手元

02

毎日の手になじむ道具

湯継ケトルの持ち手には、山桜の木を使用しています。

金属の静かな質感に、手で触れたときの木のやわらかさを組み合わせました。持ち上げるたびに手のひらに触れ、使い続けるほど少しずつ色や風合いが変化していきます。

毎日同じように使っていても、道具の表情は少しずつ変わります。その変化も含めて、自分の暮らしになじんでいく過程を楽しんでもらえたらと考えています。

03

何気ない朝を、少し心地よく

湯を沸かして、お茶やコーヒーを淹れる。
それは、大きな出来事ではありません。

けれど、毎日使う道具の手ざわりや、湯が沸くまでの時間が心地よいものであれば、いつもの朝も少し違って感じられます。

湯継ケトルが、今日を始める小さなきっかけになりますように。